3人目が生まれることになって建てた一軒家。広い敷地を生かし、2階には子ども部屋だけというほぼ平屋に落ち着いた。3人姉妹とI夫妻の5人が暮らす家、一番、大切にしたのは「どこにいても家族の気配が感じられること」だった。
Order
- ひとつながりのLDK
- 子どもに目の届く間取り
- デッキ
- 施工年
- 2019年
- 敷地面積
- 275.67㎡
- 延床面積
- 112.38㎡
- 工法・構造
- 木造平屋建て
- 家族構成
- 夫婦+子供3人
- 間取り
- 4LDK+S(納戸)
「家族でのびのび楽しく。いつでも、お互いを感じられるように暮らしたい」
そんなI夫妻の要望から始まった家づくり。
設計を担当した五十嵐綺菜さんは広々とした土地を生かせる半平屋を提案、家族の集まるリビングを家の中心に配置した。
キッチンや畳のスペースはリビングの一角に、キッチンの隣にはランドリースペースと水回り。さらにリビングの外にはウッドデッキがあり、ランドリーからも出入りできる。「キッチンに立っていても、子どもたちがどこで何をしているか、見えるのがいい」と奥さま。
畳に昼寝する3女の様子を見ながら、キッチンとランドリーを行き来したりと、コンパクトに同時進行できるのも理想的。
夏は、デッキにプールを出して、遊ぶ子どもたちを室内から楽しく見守ったという。
コの字型で囲まれた外空間は、アウトドアの開放感と外からの視線を遮る絶妙な場所で、ほどよい距離感で家族の楽しい時間の真ん中にある。